さるのキノコ図鑑 

【名前】
クリタケ(栗茸/アカボッコ)
晩秋のキノコです。かなり遅い時期まで生えます。

【外見】


【特徴】
フウセンタケ科 ・フウセンタケ属。
クリ、ナラなど倒木、立ち枯れしそうな木の根元に生えます。
さるの地元ではアカボッコといいます。ボッコとは、一箇所から1つの纏まりになって沢山生えている状況を指します。
傘は黄色〜赤茶色。傘の裏はヒダが白〜薄茶。足は赤茶〜焦げ茶色。大きくなると、直径10cmくらいのも見たことはありますが、たいていは6〜7cmくらい。
美味しいキノコですが、少し古くなると虫が良く憑いてます。
煮ると、ツルツル(ちょっとナメコのよう)になります。


【場所】
クリ、ナラなどの混ざった林。里山。

【時期と採り方】
10月中旬〜11月上旬。
足の下の方は、かたくて食べられないので、色が濃くなっている根元の方は、最初から採って帰らない。

【下拵え】
イシツキ部分は最初から採らないでくるので、いいとして。虫がついてるので、しばらく水に浸けておいて、虫出ししましょう。
ワラジ虫(のような)、ちーっちゃい羽虫、なんだか分からない幼虫。いろいろ憑いています。
よく洗って、一度茹でちゃえば、あとは冷凍保存可能です。あるいは瓶詰めに。


【料理】
1.クリタケの炒め物
マイタケ、クリタケ、ナラタケです。
・洗ったきのこを適当な大きさに切ります。
・熱したフライパンにバター適量を溶かして炒めます。
・塩、胡椒、すりニンニク(お好みで)を加えて
・最後に醤油をこれまたお好みで回してできあがり。
美味しそうな鶏肉も見えますが、これはお惣菜だった。


2.キノコ煮
他のキノコと一緒にゴッタ煮です。ナメコ、クリタケ、ムキタケ。
しょっぱく味付けしてあるので、ダイコンおろしを載せてます。


3.クリタケ他とほうれん草の炒め物
クリタケ、ヌメリササタケ、カノシタです。
・鶏肉を塩、胡椒で下味を付けておきます。
・その鶏肉をオリーブオイルを引いたフライパンで炒めます。
・一方きのこは、バターを溶かしたフライパンで炒めます。
・ゆでたほうれん草と炒めた鶏肉を加えます。
・塩、胡椒、すりニンニク(お好みで)、醤油で味付けします。
・最後に白ワインを加えて蓋をし、蒸し焼きにします。


【似てるキノコ】
茶色っぽいキノコというと、似たのが沢山あるので間違いやすいキノコかも。
ニガクリタケ(毒)

同じような環境で、色も少しにてます。(赤みが少ない)













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