さるのキノコ図鑑 

【名前】
マイタケ(舞茸)
キノコ採りを趣味にしている人であればこれは外せませんよね。天然物は栽培物とは比べ物にならない。

【外見】


【特徴】
サルノコシカケ科 ・マイタケ属。
ミズナラの巨木の生えている山奥に生えます。
しかもこのキノコ、ミズナラの木の周りにしか生えません。(たぶん。栽培物を除けば、それしか見たことがない。)
夏の終わりから初秋に掛けて発生します。時期が遅くなるほど、色が白っぽくなって来ます。 (それとも種類が違うのかな? こちらでは白マイタケとか呼んでます。)
これを他のキノコと見間違うことはまずないかと思います。 こういうヒラヒラしたキノコで近いものは、トンビマイタケ(食)、カイメンタケ(苦)とかあるみたいですが、 カイメンタケは全然違う色/硬さだし、トンビマイタケは白っぽくてヒラヒラがでかいみたいです。 トンビマイタケの発生時期はマイタケより少し早いらしい。(実物を見たことはありません。)
1株の直径は十数cm〜60cm(あるいはもっと)になります。


【場所】
ミズナラの巨木の生えている山奥。

【時期と採り方】
夏の終わりから初秋に掛けて。 根元から採りますが、ひとかけらくらいは、残すのが翌年への礼儀だと聞いたことがあります。

【下拵え】
土のついた石突き(イシツキ)の部分をそぎ落として、綺麗に洗ったら、あとは調理可能です。
保存は、そのまま冷凍庫に入れてしまえば、かなり持ちます。半年は大丈夫。
少し古くなったのを採ってくると、虫が付いていることがあります。 (かつて、さる家では、そのせいで大騒ぎになったことがあります。) その場合は、塩水に一晩漬けて置くと、虫だしになるそうです。
乾燥させても大丈夫だそうですが、さるは試したことがありません。

【料理】
食べ方は、
1.鍋物
キリタンポ鍋には、このキノコは必須です。
    <材料>
  • キリタンポ
  • (糸)コンニャク、
  • コボウ、
  • セリ、

  • 鶏肉(比内地鶏)
  • 舞茸など

  • <味付>
  • 醤油、
  • ダシの元、
  • 味醂少々(お酒、砂糖などでもお好みで)

  • 定番は比内地鶏でとった専用出汁ですかね。


2.天ぷら
舞茸の天ぷらは美味いです。
盛り付けがいまいちで美味しく見えないかもしれないですけど・・・・・


3.炊き込みご飯
普通に炊き込みご飯は、いかがでしょうか。
舞茸の香りが引き立ちます。


4.焼いて
焼いた舞茸を細かく割いて、サラダにのっけて見ました。

焼いただけでも食べてみました。塩、or塩バター焼きです。

結構イケます。

5.舞茸スパゲッティ
適当な大きさに切って、和風きのこスパゲッティにして見ました。
美味い。


6.舞茸タマゴスープ
特に美味いって言うわけでは・・・・・やってみたので載せてます。


7.稲庭うどん
単にうどんの具です。


8.お吸い物
白だしに鶏肉、タケノコ、しらたき、それとマイタケ。上手いです。


【似てるキノコ】
トンビマイタケ(食)

夏(秋近く)に生えます。

カイメンタケ(苦)

さすがに、これとは間違えないかな。








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