【名前】 ナラタケ(楢茸/サワモタシ、モタシ、ハシラギ、シロボッコ) んー。ワセで出るのと、オクで生えるのがあります。当たれば、大量に取れるキノコです。 | |||
【外見】 | |||
【特徴】 キシメジ科 ・ナラタケ属 呼び名も色々あるみたいですが、写真の通り色合いもかなり幅広い。それに生える時期も。 9月下旬〜10中旬頃まで沢付近の朽木やその周辺の地面から生えるものをサワモタシとかハシラギと呼んでいます。 【外見】の左側3枚はそれです。 10月中旬から11月くらいまで、里山の峰付近とかに生えるものをシロボッコと呼んでいます。 共通する特徴は、傘に放射状の筋が見えること、傘の中心部とその外側で少し色変わりがあること、 足に袴を履いていること などです。 文字で書いてしまうと、他のキノコにもありそうな平凡な特徴です。 従って、初心者が「これだ」と特定して食べるに至るまでにはかなり勇気が必要です。 なので、経験者に教わるのが一番です。経験を重ねる内になんとなく分かって来る感じですね。 さて、このキノコは同じエリアに大量に生えます。しかも、イッキに育って、すぐに腐るという印象です。 出始めてから、良くて5日間くらいしか持ちません。なので、もし、生えるスポットを知っている場合は、 時期が近づいたらマメに足を運ばないと残念な結果になります。 | |||
【場所】 雑木林。あるいは、以前雑木林だったスギ林。 | |||
【時期と採り方】 9月下旬〜10月下旬。 最初は、沢付近の朽木/倒木などが多くあるところ、あるいは沢周辺の草むらなどに生えます。これをワセと呼びます。 次に里山では、雑木林の峰近くの少し枯れかけているナラやブナ、切り株に生えます。これをオクと呼んでいます。 足の部分は、土が付いている部分は、採る際にむしった方が、持ち帰ったときに汚くならなくていいと思います。 | |||
【下拵え】 古くなってくると、結構虫もついてるので、一晩水に浸けておいてから洗う方がいいかと思います。 ちーっちゃい(1mm以下)羽虫が多く憑いていることがあるので要注意。 丁寧に洗って、後は下茹で(5分〜)してしまうのがいいでしょう。下茹でするとヌメリが出ます。 下茹でした後は、水を切ってジップロックに入れて冷凍庫で保存できます。 さるの場合は、大量に取れたときは瓶詰めにしています。 | |||
【料理】 食べ方は、 1.納豆汁 食べたことありますかね。東北では割とナット汁はポピュラーなのかと。 さるは、納豆汁にはこのキノコと決めています。
<味付> 2.醤油煮(みぞれ煮) まあ、醤油とか白出汁で単純に煮て見ただけです。ダイコンおろしを添えて。 | |||
【似てるキノコ】 これといって特徴らしい特徴もないので、似たキノコは多いハズなんだけど、あまり思い当たりません。
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