さるのキノコ図鑑 

【名前】
ヌメリスギタケモドキ(滑り杉茸擬き)
大きなキノコでかつササクレがあって、黄色くてヌメリがある。分かり易いキノコなんだけど。

【外見】


【特徴】
モエギタケ科スギタケ属。
川縁の立ち枯れした木(どうもヤナギ類?)の結構頭上の方に生えているのを発見したことがあります。 1本だけということはなくて、数本はあります。
小さいときは、丸くて傘に突起があって、全体的にヌメっています。
左端写真の状態までくると、足の部分は、木質化していて、ポキポキ折れるくらいになっています。
傘の突起のササクレという部分は特に硬いとかではなくて単にササクレてるだです。
ヌメリは煮てしまうと無くなります。歯ごたえもあって美味しいキノコです。


【場所】
渓流脇の立ち枯れした木に生えます。苔が生えてるくらい古い枯れ木。ヤナギ類にはえるらしいです。

【時期と採り方】
9月下旬〜10月下旬。 大型のキノコで、古くなると脆くなって、傘が壊れてしまうかもしれませんが、それでも、傘は肉厚で食べ応えがあります。
立枯れした木の上の方に生えていることも多いので、高枝切り鋏的な道具があると便利だとは思うけど、そのためにそんな道具を 持っていくわけないから、その辺の木の枝とか引っ掛けて落っことしてください。脆いので注意。

【下拵え】
足の部分は「木」になってしまっているので、外してください。
育つと虫がついてそうなので、虫だし(薄い塩水に一晩漬ける。)してから、よく洗います。
【料理】
1.セロリと豚肉の炒め物
セロリ
豚肉
醤油、味醂、・・・・


2.チャンチャン焼き
シャケ、
キャベツ、
ピーマン、・・・
味噌、バター、・・・


【似てるキノコ】
鮮やかな黄色です。色的にはナメコにもちょっと似てますが、大きさが全然違います。
傘にできるササクレと全体的なヌメリが特徴です。
ヌメリギタケ


見たことはないのですが、モドキより小型で、ブナの倒木などに生えるそうです。

スギタケモドキ

ヌメリがないそうです。


スギタケ







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