さるのキノコ図鑑 

【名前】
トンビマイタケ(鳶舞茸)
'16:もっと若い内に採るものらしい。なので最盛期はお盆前後なのだと思う。

【外見】


【特徴】
サルコシカケ科 ・トンビマイタケ属。
立ち枯れしたようなブナの根元近くの地面から出てました。
形はマイタケそっくり。幼菌の内は白っぽくて、大きくなると同時に茶色/鳶色・トンビのような模様になります。
上の写真は食べごろを過ぎたもの。
傘の裏から足は白です。マイタケ同様、傘の裏は多孔質で、細かい穴があります。
直射日光に当てると黒く変色するそうです。
少し食中疑惑もあるので、食べ過ぎ、胃腸の弱い方は注意。

【場所】
ブナ林。

【時期と採り方】
8月中旬〜9月上旬。
食べごろは幼菌の内らしいです。
傘が茶色くなってきたら、ちょっと食べるのには向かなくて出汁キノコとしてなら。
足は深くはありません。そっと全体を持ち上げる感じで引っこ抜けます。

【下拵え】
イシツキ部分をとって、綺麗に洗いましょう。
虫が憑いてる場合があるので、塩水に浸けてしばらく置くといいでしょう。
ゆでると黒く変色するそうです。(たぶん白い幼菌の内ならということかと。茶色いのはそんなに変色しませんでした。)


【料理】
1.佃煮
・細かめに手で割いて、刻んだ鷹の爪を少々。
・あとは砂糖、醤油、味醂、お酒で濃いめの味付け。
・煮詰めて出来上がり。


【似てるキノコ】

マイタケ(食)

生える時期がこちらの方が少し遅いのと、こちらはブナの根元には生えない。色合いもちょっと違うし。

カイメンタケ(苦)

食べられそうもない感じがありありです。肉厚で最初から固い。

マスタケ(食)

こちらは、幼菌のうちは綺麗な朱肉色〜シャケ色、ふちが白っぽい。年取ってくると色が薄くなる。





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