再会編(六つ目編み)


●道具と材料
道具は、
 ・ハサミ  :PPバンドを切るときに使います。
 ・洗濯バサミ:編んでいる途中でバラけないように「止め」に使います。
 ・カッター :編み終わったときの余りをカットするときに使います。
 ・ペンチ  :指の力で編めないとき
 ・ライター :毛羽立ったところの処理などに使います。

材料は、
 ・PPバンド:これだけです。



六つ目編みというのがあることは、ずいぶん前から知ってました。
それなりに編み方も想像できていましたが、PPバンドでは、強度がたらなそうだし、
何より、スカスカな編み方なので、糊(接着剤)を使わないとバンドが止まってないだろうなと思ってました。
ちょっと、気晴らしにあまり時間掛けずにできないかなと思い、やって見ました。
まあまあです。

●六つ目編みの小籠の材料
だいたいてすが必要なPPバンドは以下。
 [01]幅 7mmx 35cm   :黄20本 − 底、側面縦
 [02]幅 7mmx 35cm   :黄 6本 − 側面横、縁
 [03]幅 2mmx120cm   :青 1本 − 縁補強
 [04]幅 7mmx 60cm   :黄 3本 − 取っ手芯
 [05]幅 3mmx120cm   :青 2本 − 取っ手巻

●編みはじめ
編みはじめは、いつもどおり「底」からです。

[01]のバンドでまずは六角形を作りましょう。横2本を平行に置き、その上に斜め2本置いて見ます。
さらにその上に斜め2本を置いて六角形をつくるのですが、3本重なった三角形の部分を 互い違いに上下(三竦み)になるように潜らせます。
写真をよーっくご覧ください。


いわゆる「ダビデの星/六芒星」ですね。三角形の部分を選択バサミで止めておきます。

6本で作ったこの星型の周りに同じく並行にバンドを足していって、六角形を増やしていきます。
 

上の右側の写真のように、並行するバンドの数が各3方向とも6本づつになった時点で底の部分の完成です。
編み込んだ部分の大きな六角形が底になります。

●側面の編み方
底の六角形からはみ出している三角形の部分を曲げて立てます。


[02]のバンドを立てた三角の部分に三竦みになるように足していって、同じく六角形/星形を作っていきます。
 

横のバンドを4段編み込んだら、4段目を縁にします。

●縁の処理
水平方向の4段目を境にして、突き出たバンドを折り返しします。


折り返した後に、残りの[02]のバンドを外周と内周側に足します。
折り返したバンドを重ねた水平方向のバンド間に挟み込んでください。


縁にした4段目の水平方向のバンドに、[03]のバンドを巻きつけます。
 

折り曲げたバンドの端をハサミかカッターで切ります。


●取っ手の取り付け
取っ手は、底面の大きな六角形の中心を通る対角線上に[04]のバンドを渡します。
写真を見てもらった方が早いですね。
3本のバンドを往復するように渡して、綺麗に重ねてから洗濯バサミで止めます。
これが取っ手の芯になります。


その芯の周りを[05]のバンドで巻きます。
巻き方は掛け輪(取っ手U)を参考にしてください。

●こんな感じ
少し寂しい感じがしたので、取っ手の片方の付け根に花形の飾りを付けました。
どうでしょう。リビングのリモコン入れとかにしようかと思います。


少し細長く作って、一輪挿しなんかいいかもしれませんね。




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