さるの山菜図鑑 

【名前】
アイコ=ミヤマイラクサ(深山刺草)
さるの大好物です。

【外見】

【特徴】
イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草。
ギザギザした葉の草です。茎や葉に細かい棘があって触るとかなり痛い。
60〜80cm程度くらいまで成長しそう。花とかは見たことがない。
山菜としては、さる的には最高ランクで、癖が少なく普通の野菜と同じ感覚で食べられます。
ただし、正式名の通りかなり山奥に行かないと見られないかと思います。


【場所】
割と岩っぽい土の山の日当たりのよい斜面を好みます。

【時期と採り方】
さるの棲む地域では、春4月下旬から5月下旬に掛けて。
まだ棘がそんなに厳しくなっていないものを採ります。
茎の根元の方は赤みがかっています。
軍手は必須です。根本の方を持って、谷側に折ると上手く根本の方で折れます。


【下拵え】
主に茎の部分を食べます。
葉は食べられなくはありませんが、味・食感的にはイマイチなので、軽くむしってしまうといいでしょう。
綺麗に取ってしまうと寂しいですし、和えもののときに味が絡みにくくなるので、それもお勧めしません。
軽く茹でてしまった方がちょっと土臭いところが抜けます。
茹でたあとは、普通の野菜と同じようになんにでも使えます。トゲトゲは茹でるとまったく気になりません。

下茹でした後、冷凍してみました。
若干、シナシナになってしまいますが、保存食としてはアリです。

【料理】
食べ方は、
1.おひたし

茹でただけです。
鰹節、生姜、マヨネーズなどをつけてお醤油でいただきます。

2.味噌和え

味噌和えは、茹でたあと少し塩をして、さらに味噌を加えて合えます。 食べる前に、おろし生姜を加えてさらに和えて、出来上がり。
簡単ですけど、これが美味い。

3.天麩羅

生の状態から揚げました。大丈夫です。

4.油炒め

ベーコンと一緒に油で炒めて見ました。
味付けは、市販の万能つゆを豪快に使いました。
卵を加えてもOK。ジャガイモと一緒に炒めたり。

イケますよ。

5.パスタ

アイコ入り(山菜)パスタです。
味付けは、塩、コショウ、お醤油、オリーブオイル。
まあまあ、イケます。

6.ベーコン巻き

茹でたアイコをベーコンで巻いて炒めました。

7.シーチキン和え

茹でたアイコにシーチキンを混ぜて、マヨネーズ、ちょっとのお酢で和えて見ました。





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