さるの山菜図鑑 

【名前】
コシアブラ(漉し油)
聞いたことはあったのですが、2011年始めて採って、食して見ました。山菜好きにはたまらない味なのかも知れません。
名前の由来は、樹液を漉して、塗料(金色)として使ったことからのようです。

【外見】

【特徴】
ウコギ科ウコギ属の落葉高木。
タラノメ同様、春先に出る木の新芽を食べます。
木肌は白っぽく、スベスベした感じで、成長すると5〜10mくらいにはなろうかと。
低い位置に太い枝はなく、地面に近い位置から数本分かれ真っ直ぐ上に向かう。
葉は一本の軸から5枚出て広がる。1枚の葉の大きさは手のひらくらいの大きさで、少し卵型。
この、新芽を食べるわけだが、成長したコシアブラでは、手が届く高さになかなか新芽が付かないのではないかと思います。


【場所】
雑木林。タラノメと似たような条件の場所にある。
【時期と採り方】
4月後半〜5月前半。
新芽。一箇所から5枚セットの葉を付ける軸が数本出てくるが、それが立ち上がって葉を広げる直前がいいかと思います。
【外見】の一番左側はOKで、その右側は、少し開きすぎ。惜しい。

【下拵え】
下拵えは特にないようです。少し苦味があるようですが、それが「いい」。
また、生のまま冷凍保存可能なようです。

【料理】
食べ方は、
1.天麩羅

生の状態から薄衣を付けて揚げます。
苦味はあまり感じなくなります。独特な風味があります。

他にもあるみたいですが、別途、来年以降、試食してから掲載します。





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