さるの山菜図鑑 

【名前】
シュデコ/ヒデコ=シオデ(牛尾菜)/サルトリイバラ
「山のアスパラ」とも言われます。

【外見】

こっちはサルトリイバラ


【特徴】
ユリ科シオデ属の多年草。
再度調べたら、サルトリイバラは木で、シオデ(タチシオデ)は草。いずれサルトリイバラとは仲間だそうです。ユリ科?
春先に出てくるときは、まだ柔らく茎一本ですが、伸びて行くととも蔓性の形になります。
葉はツヤツヤした感じの丸型・卵型の葉です。シオデの方は、6-7月くらいに花が咲きます。実は黒い。

一方、さるが、シオデ(シュデコ)の大きくなったやつだと思っていたサルトリイバラは、 夏頃に似たような(線香花火が燃えているときのような形の)白い花が咲いて、秋にかけて赤い実になります。
最終的には、2mくらいにもなります。
秋の山歩きのときには厄介なやつになります。棘が痛い。


【場所】
さるの棲む地域では、杉林の中とか雑木を切った原野とかいたるところで見かけます。

【時期と採り方】
さるの棲む地域では、春4月中旬から下旬に掛けて、ゼンマイと同じような時期に採ります。
高さが20cm程度で先頭の葉がまだ開いていないものを採ります。


【下拵え】
下拵えは特にありません。茹でる、炒めるでそのまま使えます。

【料理】
食べ方は、
1.サラダ

茹でてすぐ食べられます。マヨネーズを付けて食べれば、なるほどアスパラっぽい。

2.油いため(ベーコン巻き)

茹でたシュデコをベーコンで巻いてつまようじで止めて油で炒めます。
アスパラベーコンの要領です。





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