さるの山菜図鑑 

【名前】
タラノメ(木怱の芽)
栽培量も増えてスーパーでも定番の山菜ですね。

【外見】



【特徴】
ウコギ科タラノキ属の落葉低木樹。
タラノキ(木怱木(先頭2文字は実は1文字))の若芽をタラノメと言って春先採ります。
木には一般的に鋭い刺があります。(無いものもタマーにあります。)
なのでうっかり素手で触ると痛いので要注意です。
夏に花は白い花を咲かせ、秋には実も付けます。
木の高さは大人の背丈くらいから、10mくらいにまである場合もあります。
タラノキの樹液とかタラノメに白い大きめのゾウリムシが集っているときがあります。


【場所】
伐採した後、数年放置された森林とか、森の縁の日当たりのいいところで多く見られます。

【時期と採り方】
春の4月〜5月。
10cmくらいになった若芽が食べごろでしょう。15cmくらいに伸びても大丈夫です。
手でも簡単に折れますが、剪定バサミとかで切ってもいいかと思います。
よく、手の届かないところを高枝切バサミで採ってきたりします。
ただし、全部の芽を切ってしまったり、枝をむやみに切ったりすると、枯れる場合があるので注意してください。
芽だけをカットして、低いところの芽を少し残しておいてください。そうすれば、次の年も楽しめると思います。

【下拵え】
下ごしらえは特にない。軽く洗うくらいでいい。

【料理】
食べ方は、
1.天麩羅
・生のものに衣を着けて天麩羅にします。

定番ですね。てんぷらです。これ以上の食べ方を知りません。
ただし、我が家では、少し開き気味の芽を食べます。サクサクです。





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