さるの山菜日記(たけのこ)

たけのこの瓶詰めの作り方

たけのこ(根曲がり竹)は、生のままでは良くて数日、煮て煮汁に漬けた状態で一週間程度しか 持ちません。いずれも冷蔵庫に入れてです。
そこで、せっかく採ってきたたけのこを長期保存 して、長く楽しむために瓶詰めにします。
瓶詰めならば、冷蔵庫に入れておけば、半年くらい 持ってくれるはずです。見よう見まねで作ってみました。その作り方を。

@皮を剥く

まずは、皮を剥いてしまいます。剥く時のコツは、こちら

A軽くゆでる
軽く煮てしまうことを「殺す」とも言います。生きた状態だとカビたり、硬くなったりするため、 沸騰したお湯で5分くらい軽くゆでます。あまり長くゆでるとダシがでちゃって出来上がりが おいしくありません。ゆでたあとは、水にさらしておきます。


B瓶に詰める

ねじって蓋をするタイプの瓶です。たぶんホームセンターなどで瓶詰め用として売られていると思います。
瓶/蓋は予め、熱湯で煮沸して殺菌しておきます。
ゆでたたけのこを瓶に入るように適当な長さに切りそろえて瓶に詰めます。最初を先を上向きに 詰めて行き、入らなくなったら今度は逆(先を下向き)に詰めていきます。

C水を入れて蓋をする
塩を一つまみ入れて、水をひたひたに入れて蓋をします。蓋のしめ具合は適度に固く閉める。
私の場合、空気が入らないように深い容器の中に水をためて、その中で蓋をしました。2〜3回軽く 振って、空気を出しながら閉め直しもしました。


ここで気を抜いて空気が入るようだと、保存期間が取れなくなってしまいます。
D鍋で蒸かす

鍋に水をはって、瓶詰めしたたけのこを水から煮出す場合もありますが、時間も掛かるし大変なので 蒸す方が楽です。(スパゲッティを茹でる用の鍋があったのでそれを使いました。蒸し器ではありま せん。)
深鍋に水を5〜6cmくらいまで入れてその中に瓶を置きます。
あとは、濡れ布巾を巻いた蓋をして、1時間程蒸します。

E瓶の蓋を強く閉める
蒸し終わったら冷めない内に蓋を強く閉め直します。中の水が膨張しているので、蓋を強く閉めてあれば、 冷めたときに真空状態になります。
瓶が熱いので、厚手のゴム手袋などをして閉めた方がいいでしょう。
後は冷めるのを待って、冷蔵庫に保管します。
出来上がりは以下。

でもなるべく早めに食べましょう。少しでも隙間が空いてたりすると、いつのまにかダメになっていること がありますから。

食べるとき
当然ですが、蓋を取らないと中身を取り出せません。
閉め方がしっかりしてると、蓋はそう易々と 空きません。そんなときは閉めた人に責任を取ってもらいましょう。自分で閉めたのは、何とか空けられる ものです。
そうでない場合は、蓋の部分やあるいは全体を温めると空け易くなります。ドライバー なんかを使ってこじ開けると、蓋が歪んで、次に使えなくなるのでご注意。





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